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長善寺

ちょうぜんじ

〒940-2502長岡市寺泊香清水1458

TEL 0258-75-2505

寺史

能州(能登)の生まれの”善慧”という僧が開基で、天正4年(1575)に寺泊に一寺を建立し、善正寺と名付けられたが当時の宗派は不明である。その後、慶長10年(1605)、東本願寺の第13代宣如上人の弟子である”等意”という僧が中興し、東本願寺の末寺となり長善寺に改称する。貞享2年(1685)、3世”宗源”の時に真宗佛光寺派に転派する。
宝暦10年(1760)3月、本堂背面の山抜けによって本堂・庫裡ともに全潰する被害を受けたが、8人の篤志者により土地の寄進を受け、南側200ⅿ程離れた現在の地に移り、4年後の明和元年(1764)に本堂が完成する。その本堂も建立から約240年以上の月日が経過し老朽化したことから、平成20年6月、ご門徒の皆様の多大なご支援とご協力を得て現在の本堂が完成し、今に至る

寺宝

安永5年(1776)2月に完成した画工師”荻原桂玉齋”の筆による「釈迦涅槃尊像」

住職あいさつ

約400年余りの歴史がある如寶山長善寺の第17代住職の”菊池泰法”と申します。平成16年7月に住職を拝命し、約20年間、勤めています。
寺の沿革にもありますが、約240年以上も歳月が経ち老朽化した本堂の再建という大事業に縁あって携わり、多くのご門徒の皆様のご支援とご協力により悲願の本堂が平成20年6月に再建できたことを大変喜んでいます。
新しい本堂の外陣天井には、本堂を設計して頂いた設計士の方の計らいで再建の記念になるよう天井画を描くことになり、約40名余りのご門徒の皆様の協力を得て、桐の板に蓮の花などを描いた天井画を採色して頂きました。

そのような本堂で、念仏相続のため「年間7回の法座」と「年間4回の寺子屋」などを住職としてつとめているところです。